電気を考えるなら、タコ足配線のチェックも忘れずに!

電力自由化をきっかけに、電気の使用量や料金をチェックする人が多くなりました。
その一方で、電気の使い方にまだ無頓着な人もいるようです。

特に、最近問題になっているのがタコ足配線。電気機器の普及により、コンセント差込口が足りなくなり、ケーブルがぐちゃぐちゃと絡み合っている家庭も少なくありません。

でも、タコ足配線には火災の危険性があります。
この機会に、家庭のタコ足配線をチェックしてみませんか?

コンセントは足りてる?みんなのタコ足配線事情

電気機器の普及とともに、コンセントの差込口が足りない家庭が増えています。

冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルといった家電をはじめ、テレビやレコーダー、PCやルーター、スマホの充電など、ひとつの差込口から延長ケーブルやタップなどでいくつもの電気機器につないでいる人も多いでしょう。

ひとつの差込口から伸びた複数の配線がタコの足のように見えることから、この状態を「タコ足配線」と呼びます。

皆さんの家には、いくつくらいのタコ足配線があるのでしょう。アンケート調査を行いました。

■あなたのお住まいではどのくらい「タコ足配線」はありますか。
あなたのお住まいではどのくらい「タコ足配線」はありますか(クリックすると拡大)

 
1位:「1~5個」71.2%
2位:「0個」18.2%
3位:「6~10個」7.0%
4位:「11個以上」3.6%

以上のような結果になりました。

最も多いのは1~5個。これは予想どおりの数のような気がしますね。
注目したいのは、3位と4位と合わせると、6個以上のタコ足配線がある人が10.6%もいること。10人に1人以上の割合です。

年齢別・男女別に見ても、いちばん多いのは1~5個という結果になりました。
20代にタコ足配線のない割合が多いのは、未婚の人が多いため電気機器が少ないからかもしれません。

 

タコ足配線には火災の危険がいっぱい!

普段、タコ足配線についてあまり気にしていないかもしれませんが、タコ足配線には火災の危険性が伴います。
消防庁の公開データによると火災原因(2014年)で多いのは次のとおりです。

1位:「放火」11.2%
2位:「たばこ」9.3%
  ←(「電気・配線関係」8.2%)
3位:「コンロ」8.0%
4位:「放火の疑い」7.2%
5位:「たき木」6.7%

順位だけ見ると、「タコ足配線が入ってないじゃないか」と思うかもしれませんが、「電灯電話等の配線」「配線器具」「電気機器」を合計すると8.2%になり、3位の「コンロ」よりも多いのです。

つまり、電気機器や配線が原因の火災は私たちが認識しているよりも多く発生していることになります。

タコ足配線が危険な理由は使い方にある!

タコ足配線が危険なのは、容量を超える状態になること。
コンセントの差込口は、一般的に1500Wまでに対応しています

タコ足配線をしても、合計の電力が1500Wに収まっていればよいのですが、それを超えると火災につながる可能性が出てきます。

特に注意したいのが、消費電力の大きな電気機器。なかでも電子レンジは消費電力が大きいので、ほかの調理家電とタコ足配線にするのは避けたほうがいいでしょう。

普段、気にかけていないかもしれませんが、コンセントの差込口には「1500W」「125V 15A」など容量が記載されています。まずはこの数字をきちんと確認しましょう。

勘違いしがちなのが、ここに記載されている容量は「2つの差込口を合わせて」ということです
くれぐれも「1つ1500W」と勘違いしてタコ足配線をしないよう気をつけてください。

電気の容量を超えたらブレーカーが落ちるだけと思っている人もいるようですが、そんなことはありません。

過電流で使うと、コンセントやケーブルが溶けたり、発火したりする危険性があるのです。

安全のために、タコ足配線をチェックしよう!

電力自由化をきっかけに、「どのくらい電気を使っているのか」「どうすれば電気代を安くできるのか」など、電気について考えるようになった人が多く見られます。

この機会に、タコ足配線の使い方に問題はないか、火災などの危険はないかを改めてチェックしてはいかがでしょう

普段使っていないコンセントが差しっぱなしになっていた!なんてこともありそうですよ。


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