ガス自由化がスタート!ガス料金はどれくらい安くなる?

2017年4月1日、ガス自由化がいよいよスタート!
ガス自由化は、正確には「都市ガスの小売全面自由化」です。

ガス自由化で私たちの暮らしは変わるのか。それとも、変わらないのか。探ってみましょう。

新規参入が少ないからこそ競争激化!?

ガス自由化によって都市ガスの小売り事業に新規参入するのは、東京電力の東京電力エナジーパートナー、関西電力、中部電力、九州電力の大手電力4社のほか、6社のガス会社の計10社です(3月8日現在)。

電力自由化では、スタートする以前に700社以上が新規参入を表明していたのですから、比較すると少しさびしいかもしれませんね。

ただし、新規参入企業が少ないからといって、企業間の競争がないわけではありません。
逆にいうと、企業数が少ないからこそかえって競争が激化することも考えられます。

「春の陣」なるか!?まずは関西エリアに注目

このコラムでもすでにお伝えしましたが、やはり注目はいまのところ関西といえるでしょう。

新規参入の関西電力が割安な料金プランを打ち出すと、すかさず老舗ともいえる大阪ガスがもっと安い新料金プランを発表。

すると、さらに関西電力が値下げに動くなど、まるでかつての牛丼チェーンのような仁義なき値下げ競争が繰り広げられています

首都圏は「夏の陣」か?7月からに注目

一方の首都圏は、東京電力エナジーパートナーが新規参入企業としてもっとも注目されています。

ただし、東京電力エナジーパートナーが都市ガスの小売りをスタートするのは7月からの予定になっています。

そのため、迎え撃つ東京ガスもまだ割安な新料金プランを発表していません。
大手電力会社以外で注目したいのは、大手LPガス会社の日本ガスです。

日本ガスは、標準的な家庭で東京ガスよりも年間約3.6%安くなる料金プランを発表しています

都市ガス料金が年間6万円の家庭だと、2160円ほど安くなることになります。

日本ガスは、東京ガスの営業エリアを中心に小売事業に参入するので、首都圏は東京ガス、東京電力、日本ガスの三つ巴なるかもしれませんね。

首都圏の都市ガス市場が活性化するのは、どうやらこの夏からになりそうです。

ガスを切り替えてもトラブルはない?

都市ガスは、導管を通って私たちのもとに供給されます。これまでは地域の都市ガス会社が導管の運営と管理、販売までを独占してきましたが、この4月から販売の部分が自由化になりました。

ガスの切り替えで不安視されるのが「ガスはちゃんと届く?」「ガスの質は低下しない?」ということですが、これについてはまったく心配ありません。

導管の運営と管理はこれまでどおり地域のガス会社が行うため、ガスが私たちのもとに届くシステムやガスの質はいままでと同じです

ただしトラブルが発生したとき、いままでは地域の都市ガス会社が対応してくれましたが、切り替えによって対応する会社が変わることがあります。

切り替えの際は、サポート体制などもしっかり確認しましょう。

ガスの切り替えは申し込むだけでOK!

ガスの切り替えはとても簡単です。

切り替えたい会社に、電話やwebなどで申し込むだけでOK。いままでの都市ガス会社に解約の連絡をする必要はありません

この点は、電気の自由化と同じですね。

電気の切り替えの際はスマートメーターの設置作業が必要でしたが、ガスの切り替えではこういった工事もありません。ガス料金を支払う会社が変わるだけと考えていいでしょう。

節約のために料金プランを比較しよう!

今回のガス自由化によって、ガス会社を選べるようになった人はぜひ切り替えを検討したいものです。

関西エリアのように企業間競争が生まれることで、よりお得な料金プランやサービスを選べるようになります。

これは消費者にとって大きなメリットです


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